「ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭」メインビジュアル2種&予告編完成&全11作品ラインナップを公開!

8月2日(金)

今年9月で生誕90年を迎えるフランスの女優ブリジット・バルドーの特集上映『ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭』より、メインビジュアル2種と予告編が完成、あわせて全11作品の上映作品詳細も解禁された。

ブリジット・バルドー。愛称はBB(ベベ)。60年代を代表するファッションアイコンであり、タブーを打ち破るポジティブな官能性で、フランス女優として初の世界的大スターである。BBは社会による性的抑圧を軽やかに跳ねのける、自由奔放な女性像を体現。フェミニズムの草分けとされる『第二の性』を著した哲学者・作家のシモーヌ・ド・ボーヴォワールはBBのことを「女性史を推し進める機関車」と呼び、戦後フランスで最初の、そして最も解放された女性と紹介した。BBは1973年、39歳のときに映画界を引退。このたびの特集上映ではバルドーの47本に上る出演作のなかから、貴重な50年代の初期作品から70年代までの主演作10本と、日本初上映となるドキュメンタリーの合計11本のラインナップで、その足跡をたどる。


完成したメインビジュアルは2種。50年代モノクロver.では、『花嫁はあまりにも美しい』(1956年/ピエール・ガスパール=ユイ監督)、60年代カラーver.は『私生活』(1962年/ルイ・マル監督)のワンシーンを使用。バレエで鍛えられた身体の美しさと、特徴的な表情がどこかコケティッシュなBBと、まるで素の生活を垣間見るかのようなBBを切り取ったビジュアルは、チラシでは両A面仕様となる。


予告編では、カラフルな50年代60年代のファッションとともに、BB主演作の印象的なシーンと、さまざまな表情やダンスをつなげ、現代によみがえるBBの魅力と存在感にあふれた内容となっている。

「ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭」予告編

上映作品は下記の通り。特集上映の目玉は、4Kレストア版での上映となる『殿方ご免遊ばせ』、『私生活』。そして劇場初公開となる『恋するオペラ』、『花嫁はあまりにも美しい』、未ソフト化でなかなか観られる機会のなかった名優ジャン・ギャバンとの共演作『可愛い悪魔』、さらに日本初上映のドキュメンタリー『ブリジット・バルドー 誤解』など、BBのキャリアの初期から後期までを網羅。往年のファンから新たな観客への入門としても相応しいラインナップとなっている。

【上映作品】製作年順
*:未ソフト化
※全作品サブスク未配信

① 恋するオペラ ★劇場初公開
② この神聖なお転婆娘
③ 裸で御免なさい
④ 花嫁はあまりにも美しい* ★劇場初公開
⑤ 殿方ご免遊ばせ 4Kレストア版 
⑥ 可愛い悪魔*
⑦ 気分を出してもう一度 
⑧ 私生活 4Kレストア版*
⑨ ビバ!マリア 
⑩ ラムの大通り 
⑪ ブリジット・バルドー 誤解*(ドキュメンタリー)★劇場初公開

■「ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭」 公式サイト

9月13日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

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作品紹介

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